日 時 平成30年8月28日(火)14時〜16時
ある高校の音楽科で学んでいる生徒たちによるコンサートが
ありました。
未だ勉強中のため、やや荒削りな面も見えましたが、一生懸
命な姿は一服の清涼剤でもありました。
演奏スタイルはソロまたはアンサンブルで、曲目は中世の有
名曲の他、現代作曲家の新しい曲にもチャレンジしていました。
曲目の一部を紹介しますと・・・
ピアノ曲では最初にショパンの「バラード・第1番」が演奏されましたが、この曲はショパンが作曲したバラード4曲の最初のもので、冒頭からおも悲しく始まり、最後も悲劇的に終わりましたが、中間部分は結構きらびやかでした。(「バラード」とはフランス語で「物語」の意)
また同じくショパンの「ピアノソナタ・第3番」も演奏されましたが、これは形式に統一感があり、力強く雄大でもありました。
次にリストの「ハンガリー狂詩曲」の演奏がありましたが、リストの故郷・ハンガリーの民族音楽を取り入れたリズムに特徴のある曲でした。
そしてマリンバの演奏では、現代作曲家・スロワーの「トウルーカラーズ」が取上げられ、人間ひとり一人の生きるエネルギーを感じさせるものでした。
ヴァイオリンとピアノのアンサンブルでは、クライスラーの「中国の太鼓」を披露してくれました。