日 時 平成30年9月3日(月)10時30分〜12時
名曲2曲をCDで聴く集いがありました。
その名曲とは、①モーツアルトの「アイネクライネナハトム
ジーク」とメンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲」です。
①は、TVのCMや喫茶店のBGMでもおなじみの曲ですが
一番思い出すのはアカデミー賞映画「アマデウス」の冒頭の
場面で、若き神父が自殺未遂を起こしたサリエリ(元宮廷
音楽家)の前でこの曲をひくシーンです。
この曲はモーツアルトのセレナード(小夜曲)の中でも最も人気の高い作品で、第1楽章のモチーフが第2〜第4楽章のモチーフを引出ており、統一性のある楽曲です。
それよりも何よりも、まず親しみやすく美しい旋律が人気を高めていると言えましょう。
今回は特に第1楽章の第1ヴァイオリンの楽譜が別途配布され、CDを聴きながらあたかもオーケストラのヴァイオリニストになったような気分でした。
②は、チャイコフスキーと同様、たいへんポピュラーなコンチェルトで、3つの楽章からなっています。
そしてこの3楽章は中断することなく演奏されるので、快い流動感がありました。
この手法は、当時では珍しいものだそうです。
ただ、かと言って各楽章が連絡づけられていることはなく、各々独立してまとまりをもっていて、解説ではそれが新しい時代を彷彿とさせる作風をあらわしているとのことでした。