コーチングの心理学と生涯学習

日 時 平成30年9月29日(土)14時〜16時
 文化の向上と社会・生涯学習の振興を目的とした講演会でした。
 講師はかつてアメリカンフットボールのコーチ・監督を勤めた経験
からアメフトをベースにしたお話しでした。
 コーチや監督は選手を指導することで、自身の現役時代に果たせ
なかった願望達成をつい夢見てしまい、選手がミスすると頭にきて
叱りますが、この時叱るばかりではなく「どうするか」を言ってやり、
①当人のレベルから、②ステップ・バイ・ステップ(少しずつ)を心がけ
ることが大切であるとのことでした。

後半は生涯学習をメインとしたパネルディスカッションでした。
 生涯学習とは、出会い(きっかけ)、集い(足を運ぶ)、学ぶ
(聞き方、話し方)でしょうが、ともすれば生涯教育(教える、
育てる)的になっているのではないかとのこと。
 また、日本では生涯学習(シニア中心)と学校学習(若者の
特権)が完全に切り離されているところも問題がある由。
 退職をしたから何かではなく、〇〇を学びたいという具体性
も必要で、年齢や性別に垣根がなくなれば・・・とのことでした。