日 時 平成30年12月7日(金)10時〜11時30分
停滞している日本経済の実態および今後についてのセミナー
がありました。
日本経済はこの30年間変化がなく、生活が良くなったとする
実感がありません。
これは物の生産はある程度増えているものの、物価が上がっ
ていないため、名目GDPに変化がないことによるものとのこと。
一方 世界を見ますと過去3年間の実質GDPは・・・
・米国 : 2.3 → 2.9 → 2.7 ・・・とまずまず堅調です。
・中国 : 6.9 → 6.6 → 6.4 ・・・と数値は高いが下降ぎみです。
・欧州 : 2.4 → 2.2 → 1.9 ・・・とやや下がりぎみです。
・日本 : 1.7 → 1.0 → 0.9 ・・・と停滞しています。 ・・・です。
さて日本では2019年に社会保障等に充てるため、消費税を増税しようとしています。
過去の消費税の経緯は、1989年:3%⇒1997年:5%⇒2004年:8% ですが、いづれも増税時に消費が停滞したこともあって、政府は消費税対策をクローズアップさせています。
日本経済としては増税が必要であるから消費税を上げようとしていますのに、これの対策をしなければならないのは不思議な感じがいたします。
一応 2018年〜19年にかけてGDPが伸びる予想のようですが、消費税アップ後は???