日 時 平成30年12月14日(金)10時〜11時30分
米国のトランプ大統領は貿易収支の赤字等を理由に、中国に
対して関税を中心として強硬な態度をとり続けているわけですが
そこで貿易摩擦等についてご教示を賜りました。
米国の貿易赤字の主な相手国は、中国・EU・日本等ですが、
その中でもかなりの部分を占めるのが中国だそうです。
また、GDP比(経常収支/GDP)では、プラス国はドイツ(8%)
韓国(5%)、日本(4%)、中国(2%)で、マイナス国は米国(−3
%)、英国(−4%)等となっています。
(GDP比が3%を超えると摩擦が生じると言われている由。)
また通貨も人民元安、ドル高となっているため、中国は輸出しやすい環境にあります。
さてそれでは日本の現状はどうなっているのでしょうか。
対米国の経常収支の内訳は・・・
(1)貿易収支(物の輸出入等):黒字→赤字→再び黒字に転換
(2)サービス収支(サービスの提供等):外国人観光客が増加しているがまだ若干赤字
(3)第1次所得収支(現地生産による配当等):かなりの黒字
(4)第2次所得収支(援助等):若干の赤字
・・・である由、さて今後の日本経済は・・・???