日 時 2019年1月13日(日)14時〜16時
珍しいフルートだけのアンサンブルを聴いてきました。
前半は、ドイツロマン派の作曲家・メンデルスゾーンの曲で、
①序曲「フィンガルの洞窟」、②弦楽のためのシンフォニア・
第12番の曲でした。
①はメンデルスゾーンが訪れたスコットランドのヘブリディ
ーズ諸島にある洞窟を表現したもので、海のさざ波・神秘的
な洞窟・かもめの鳴き声等が風景画のように見てとれます。
②はあまりなじみのない曲ですが、銀行家の裕福な家庭に生まれたメンデルスゾーンが屋敷内でコンサートを行うにあたり作曲したものとのことです。
後半は、有名なミュージカル「サウンド・オブ・ミュジック」のメドレーでした。
物語は第2次世界大戦直前のオーストリア・ザルツブルグのある一家を描いたもので、1959年のブロードウエイ初演ですでに一定の評価を得ており、特に1965年のジュリーアンドリュースが主演した映画が放映されますと一躍世界中に知れ渡りました。
演奏はナレーションを軸に物語風に始まりました。
まず修道院のひびき・朝の讃美歌からスタートし、主人公・マリアの登場ではテーマ曲が、やがてマリアは7人の子供がいるトラップ男爵家の家庭教師となり、子供達とのあの「ドレミの歌」が演奏されました。
そしてオーストリアの第2の国歌とも言われる「エーデルワイス」へと続きました。