日 時 2019年3月1日(金)13時〜14時30分
兵庫県丹波市山南町で発掘(2006年8月)された恐竜の
骨格化石とその地層について説明を受けてきました。
兵庫県の南部の地層は「有馬層群」と呼ばれ、火山岩の
多いのが特徴です。
恐竜の化石が発掘された丹波地方は、地層では「笹山層群
丹波帯・超丹波帯」で、約1億1000万年〜2億5000万年前
に出来たものだそうです。
発掘された化石は当初「丹波竜」という愛称で呼ばれていまし
たが、新種の恐竜であることが判明したため、2014年に
「タンバティタニス・アミキティアエ」と命名されました。
この恐竜は大型の植物食恐竜で、竜脚類の一種だとのこと。
山南町の発掘現場からは、尾の骨・腰の骨・胴体の骨・首の
骨・頭の骨・歯の化石が発掘されており、その骨からの推定で
は、体長は十数メートルあったと考えられるとのことでした。
真獣類化石(ササヤマミロス・カワイイ等)も発掘された由です。