健康長寿の秘訣

日 時 2019年3月23日(土)13時30分〜15時
 人生100年時代と言われる今日、健康寿命についていろ
いろとお話しをお伺いしてきました。
 ある調査によれば、平均寿命は毎年3カ月ずつ伸びてきた
由で、1840年に45才だった平均寿命が今や80才を超え、
このまま伸びれば100才すら超えることになります。
 いくら伸びると言いましても、やはり限界があるでしょうが
遺伝子の研究によれば115〜120才位までは可能ではとの
見解もあるのだとか。
 ただいくら寿命が延びても、健康でなければ意味ありません。
 そこで比較的健康寿命が長い地域をピックアップしてその理由を探ってみますと、次のようでした。
 すなわち「要介護状態」の発生リスクには、(1)運動の実施、(2)笑わない人は健康感が悪い、(3)役割(世話役)を担って社会参加、(4)多様なつながり、(5)配食サービスより会食を、(6)趣味の会へ参加等々で対応することが肝要なようです。
 また、どのような町が高齢者にとって幸福で健康な町なのでしょうか。
 たとえば、(1)場所やお金・人手を提供、(2)施設準備や専門職の育成、(3)知恵の支援等々が考えられ、システムを高齢化に対応させ、高齢者もまた社会参加して社会を支える側にまわれるようなやさしい町づくりの推進が必要であるとのことでした。