日 時 2019年5月30日(木)13時30分〜14時30分
消化器がんの症状や治療法についての講座がありました。
消化器がんには、(1)食道癌、(2)胃癌、(3)大腸癌などが
あります。
(1)は、タバコやアルコールが原因と言われており、90%が
扁平上皮がんとのことで、その20%が胃癌や咽頭癌などと
重複している由です。
初期には自覚症状がなく、その後飲食時の違和感や胸
などの痛み、さらに咳、声のかすれなどの症状が出ます。
治療法は、手術(外科治療)、内視鏡治療、薬物療法(抗がん剤)が中心とのこと。
(2)は、喫煙や食生活などの生活習慣、ピロリ菌の持続感染などが主な原因で、禁煙することや塩分の摂りすぎに注意することが肝要だとか。
(3)は、血便、下血、下痢と便秘の繰り返しなどの症状が出て、腹痛、貧血、原因不明の体重減少(部分や程度により異なる)などが起こります。
治療法は、(2)も(3)も(1)とほぼ同じです。
絶対的な癌にかからない法はなく、バランスの良い食生活や規則正しい生活習慣などの一般的注意しかない由です。
もし癌と言われたら、病気について知ることやそれに対する心構えを決めることだとのことでした。