日 時 2019年7月6日(土)14時〜16時
口の機能としてのかみ合わせの大切さ等について、お話しを
伺ってきました。
矯正治療を行う意義ですが・・・
(1)かみ合わせを改善すること、すなわちより噛みやすい上下
歯列にすること。
(2)あご関節の機能に配慮する治療をすること。
(3)虫歯や歯周病を防ぐこと。
(4)横顔などのコンプレックスを除くこと。
・・・等々がある由です。
なお海外の研究(8才から65才の患者グループの57年間)によれば・・・
(1)8才の時に歯並びがよかった人は、歯の喪失が少ない。
(2)口の中の衛生状態を常によくしている人は、歯が永く保存されている。
・・・等の結果が出ているとのことでした。
「明眸皓歯」という四文字熟語がありますが、これは目元と口元がよい美しい顔を表す言葉で、悲しい死をとげた楊貴妃をしのんで中国の詩人・杜甫が詩で語ったものだそうです。
いづれにしろ、歯を残すようにケアすることは重要で、年をとっても豊かな生活が送れるように、よく噛むことが大切ですと締めくくられました。