日 時 2019年10月19日(土)13時〜14時30分
来る10月22日に行われます新天皇の「即位礼正殿の儀
(即位の礼)」に伴い、その即位をお祝いする「饗宴の儀」が
取り行われる由です。
その時に演奏される楽曲の演奏やその表現するところなど
についてお聞きしてきました。
まず雅楽とは=正しい音楽で、天地・祖先などを祀る儀礼的
音楽のことだそうです。
日本の雅楽は、「奈良朝・平安朝初期にかけて大陸から伝来した宴饗音楽を平安中期に改革・整理したもの」「古来からの祭礼音楽」「前述の様式で新たに作った合奏付歌曲」を言う由です。
大陸から伝来した音楽は、器楽合奏が主体で、左方(古代中国系・西域系)と右方(古代朝鮮系・満州系)に分類されるとのこと。
最初に演奏されたのは、唐楽から「平調音取(音合わせの曲)」と「越殿(天)楽(正月や結婚式等おめでたい時に演奏されるエデンの音楽)」で、左方の楽でした。
次に高麗楽から高麗壱越調の「皇仁庭(舞の曲)」で、軽快なリズムの右方の楽でした。
そして国風歌舞(日本古来の曲)から、「久米歌(大嘗祭時に演奏されるもので、神武東征がベースになっている)」を聴かせていただきました。
最後は、舞楽で左方舞「萬歳楽」が演奏されました。