無伴奏の魅力・ヴァイオリン

日 時 2019年11月19日(火)13時30分〜15時
 クラシックにある「無伴奏」というジャンルのお話しです。
 弦楽器や管楽器の独奏者が、ピアノなどの伴奏楽器を伴わ
ずに独りで演奏する形態で、基本的には単音で演奏されるた
め、作曲者も演奏者もより高度な音楽性が試されるそうです。
 今回はその中からヴァイオリンの「無伴奏」に焦点をあてた
講座でした。
 なおヴァイオリンという楽器は、1550年頃に誕生したと
言われ、ストラディバリなどのヴァイオリン製作家の一族によって製作されました。
 ここちよい音楽を完成させるためには、リズム・メロディー・ハーモニーがそろってこそですので、「無伴奏」というジャンルはかなり難易度が高いと言えます。
 最初に聴かせていただいたヴァイオリン「無伴奏」曲は・・・
 パガニーニの「24のカプリス第24番」の冒頭部分で、メロディーだけの変奏曲になっていました。
 次にJSバッハの「パルティータ第3番・プレリュード」を聴かせていただきましたが、この曲は和音を同時に鳴らすのではなく、音を分散(時間差で)して演奏される曲でした。
 そしてビーバーの「パッサカリア」という曲を紹介されましたが、これは2つの旋律を同時に演奏するもので、「ソ・ファ・ミ・レ」をベースに、別のメロディーを重奏するという曲(10分の大作)でした。
 (写真は、パガニーニです。)