管楽器の無伴奏曲・聴き比べ

日 時 2020年1月23日(木)13時30分〜15時
 管楽器(木管楽器・金管楽器)の無伴奏曲を聴く集いがありま
した。
 管楽器は弦楽器等と異なり、基本的にはひとつの音しか出す
ことが出来ません。
 また、必ず息継ぎを要しますので、作曲する上でも多くの制約
があります。
 それらを勘案しながら管楽器の無伴奏曲を聴き比べました。
●リコーダー:ファン・エイクの「笛の楽園」(150曲以上からなる独奏曲集)から、「イギリスのナイチンゲール」という曲で、鳥のさえずり等リコーダーの特徴をよく生かしたものでした。
●フルート;テレマンの「無伴奏フルートのための12の幻想曲」から、その6番(3楽章・5分程度)で、オーケストラで聴くフルートよりやや素朴でやさしい感じがしました。
●クラリネット:ストラヴィンスキーの「3つの小品」で、それぞれ1分程度の短い3つの曲で構成されており、ストラヴィンスキーの曲としましては比較的クセのないものでした。
●オーボエ:シルヴェストリーニの「6つの練習曲」から「キャプシーヌ大通り」で、メロディと伴奏を1人で受け持っているかのような演奏でした。
●ホルン:ブリテンの「セレナード」から「プロローグ」と「エピローグ」で、8曲からなる組曲の1曲目と8曲目がホルンの独奏となっていて、雄大な雰囲気を醸し出していました。