日 時 2020年7月30日(木)10時15分〜11時45分
戦国時代の覇者である徳川家康の若き日に焦点をあてた講座
がありました。
家康は、3才で父母が離婚、6才で織田の、そして8才では今川
の人質となりました。
家康の教育にあたった人は、今川義元の師でもあった太原雪斎
で、当時としては最高の学者・最高の参謀であった由。
したがって、義元は自分の息子である氏真の右腕となる武将に
育てようとしたのではないかとのことです。
さて若き日の家康ですが、彼は1542年に松平広忠(父)・於大の方(母)の間に生まれました。
そして6才の時に織田家の人質となるも、8才の時に捕虜交換(織田信長の兄・信広と家康の交換)により、今川家の人質となったものです。
家康の運命が大きく変わったのは、1560年の桶狭間の戦いでした。
この時、今川軍は25000〜40000人(学者により人数は異なる)で、織田軍は4000人(合戦に参加したのは2000人)でした。
このことが義元に過信と油断をよび、結果はご承知のとおりです。
家康はこの結果を受けて、岡崎城(写真)に入り、独立をはたしました。
なお家康の名は、八幡太郎義家から「家」を、祖父・清康から「康」をとったとのことでした。