かかりつけ薬局を

日 時 2020年10月15日(木)14時〜15時
 新型コロナウイルスの感染が未だ終息をみないなか、私達の
生活様式も変化しつつあります。
 そのような中で、ウイルスや薬局について講演会がありました。
 まず新型コロナウイルスですが、これは2019年12月に中国
湖北省武漢市で発生した原因不明の肺炎について、「SARSー
COV−2」というウイルスが原因と判明したものがスタートだとか。
 この新型コロナウイルスは主として「飛沫」「接触」により感染する
と言われています。
 (1)飛沫 ⇒ 感染者のつば等と一緒にウイルスが放出されて感染する。
 (2)接触 ⇒ ウイルスのついたものに触れ、その手で口や鼻を触ることにより感染する。
 なお新型コロナウイルスの症状ですが、多くの場合は発熱・咳・頭痛・倦怠感で風邪に近いものです。
 また他にも下痢・のどの痛み・嗅覚障害・味覚障害を訴える事例もあり、多くの場合は軽症ですが、高齢者や基礎疾患のある人については重症化することもある由です。
 なおマスコミ等で「濃厚接触者」という言葉をよく耳にしますが、これは「陽性患者と同居あるいは長時間の接触があった者」「手で触れる距離で予防策なしで患者と15分以上触れた者」とのこと。
 そこでまずかかりつけ薬局を決めておくことが重要なことで、1つに決めておくことにより薬をまとめて管理が出来、複数の医療機関からの薬のダブリ等にも気づくメリットがある由。
 その中でかかりつけ薬剤師を決めておくと、治療のサポートにもなるとのことでした。