純粋な愛に生きる

日 時 2020年10月20日(火)14時〜15時30分
 音楽の総合芸術と言われるオペラの講座がありました。
 オペラは、お芝居、バレエ、アリア、アンサンブル、オーケ
ストラ・・・等々、様々な音楽のジャンルに接することが出来
ます。
 今回は多数あるオペラの中から、比較的人気の高いモー
ツアルトの不功の名作とも言われる「フィガロの結婚」が取り
上げられました。
 これはフランスの劇作家・ボーマルシェのフィガロ三部作の
第二部で、「セビリアの理髪師」(ロッシーニ他)の続編にあたるものです。
 ストーリーは、フィガロ(伯爵家の従僕)とスザンナ(小間使い)の結婚当日、スザンナに横恋慕するアルマヴィーヴァ伯爵が彼女との逢引きを試みますが、伯爵夫人とスザンナの作戦により失態してしまいます。
 しかし、伯爵夫人はあえてこれを許し、大団円になるというものです。
 聴きどころは、よく単独でも歌われる「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」(フィガロのアリア)や「恋とはどんなものかしら」(ケルビーノのアリア)等があります。
 なお作曲家のモーツアルトは、1756年にオーストリアのザルツブルグに生まれ、早くからその才能に注目され、父・レオポルトはヨーロッパ各地を演奏旅行させています。
 しかしモーツアルトは1791年に35才という若さでウィーンで亡くなりました。