ひと時の愛を信じ・・・

日 時 2021年1月5日(火) 14時〜15時30分
 プッチーニ(1858〜1924)作曲のオペラ・蝶々夫人をDVDを
鑑賞しながらのオペラ講座がありました。
 プッチーニはイタリアを代表する作曲家で、イタリアオペラ
ではヴェルディと並んでオペラ部門の双璧です。
 彼はこの他にも中国・北京を舞台とした「トゥーランドット」等
東洋を舞台とした作品を発表しています。
 そしてこのオペラにはあちこちに日本の曲(宮さん宮さん、
お江戸日本橋、さくらさくら、越後獅子・・・)がさりげなく挿入
されていて、日本人には親しみやすいオペラだと言えます。
 あらすじですが、19世紀の長崎が舞台で、アメリカの海軍中尉・ピンカートン(東洋艦隊に勤務)は喋々さん(長崎・大村の士族の娘で、明治維新時に父が切腹したため、芸者をして働いている)を嫁に迎えます。
 やがて彼は本国へ帰国し、アメリカ人女性と結婚いたします。
 3年間ピンカートンを待ち続けた喋々さんですが、再来日した彼の現実を知り、子供を残して父が切腹した短刀で自害します。
 なお、今回はソプラノ歌手による代表的なアリア(「ある晴れた日に」「小さな神様」等)を生で聴くことができました。(写真)