高齢者も食事を楽しもう

日 時 平成24年5月10日(木)
場 所 宝塚医療会館
講 師 河内清美氏(宝塚栄養士会)
 高齢者の食事で気をつけたいことは、「バランスを考え、タン
パク質をしっかり摂り、カラフルな野菜をたっぷり食べる。」「味
は薄味を心がけ、水分を十分とる。」「栄養はサプリメントより、
なるべく食品から摂る。」等でしょうか。
 厚生労働省が策定した高齢者の食生活指針を見ますと、
 ①低栄養に気をつける。 ・・・・・・・・・・・・・ 体重低下は黄信号です。
 ②調理の工夫で多様な食生活を。 ・・・・・ 何でも食べる、ただし食べ過ぎない。
 ③副食から食べよう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 年をとったら、おかずが大切です。
 ④食生活をリズムに乗せる。 ・・・・・・・・・・ 食事はゆっくり、三度欠かさずにする。
 ⑤よく体を動かそう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 空腹感は最高の味つけです。
 ⑥食生活の知恵を身につけよう。 ・・・・・・ 健康づくりの羅針盤です。
 ⑦おいしく、楽しく食事を摂ろう。 ・・・・・・・ 豊かな心を育む。 等々です。
 また、太りすぎや痩せすぎにも気をつけたいもので、ひとつの指針としまして、BMI(体格指数⇒体重÷身長÷身長)がありますが、これが「19〜25」内に納まっているか否かを時々はチェックするのもひとつの手法かと思います。