心理学の研究からの笑い

日 時 平成24年6月30日(土)
場 所 神戸女学院
講 師 小林知博氏(神戸女学院大学准教授)
 心理学のいくつかの研究から、「笑い」について解説をして
いただきました。
 人は通常1日に100〜200回も笑うのだそうですが、うつ
病の人はこれが極端に少なく、5回程度ということもあるとか。
 また年齢の高い人ほどおもしろさを感じないという研究結果
もあるのだそうです。
 「笑い」は健康をもたらすとも言われており、人にとってはたいへん大切なもので、精神的には笑顔は様々なものを楽しく知覚させてくれます。
 また笑顔は他者の笑顔を誘発し、幸福感を高め、好まれるので好印象を持たれます。
 一方 身体的には「笑い」は免疫力を高める由にて、1日に腹の底から5回程度笑えばノイローゼになりにくいとのことでした。
 健康的な人生への3つの秘訣としまして、①お金は物より経験に投資する、②大切な人や仲間に日々感謝する、③笑顔を意識して作る・・・ではないかと締めくくられました。
 大切な人や仲間に感謝し、その人たちのためにお金を使い、たくさん笑って健康な毎日を過ごしましょう。
 (写真は講習会場)