日 時 平成24年7月5日(木)
場 所 宝塚医療会館
講 師 滝内春雄氏(宝塚歯科医師会)
健口は健康に、口福は幸福に通じるとかで、口は生命の入口で
あり、心の出口であるとの表現がありました。
すなわち、口から入る食べ物は生命の源泉であり、口から出る
言葉はそれひとつで相手の琴線にふれることが出来るためです。
その内の食についてですが、まずは五感で味わうことが大事で
・視覚 食べ物の色、形、姿、盛り付け等と食器などを目で味わう。
・聴覚 煮る、焼く、揚げる等の音と楽しい団らんの会話を耳で味わう。
・臭覚 野菜や魚介類の鮮度やおいしそうな匂いを鼻で味わう。
・味覚 甘い、辛い、すっぱい、苦い等、多種多様なうまみを舌で味わう。
・触覚 むく、切る、こねる等の行為や硬さ、軟らかさ、温度等を手などで味わう。
・・・・・ことだそうです。
そしてよく噛んで食べることも大切で、その効用としましては、ガンを防ぐ・ボケない・糖尿病が防げる・むし歯になりにくい・口臭を防げる・姿勢がよくなる・太らない・内臓が若返る 等々 枚挙に暇がありません。
最後の注意は食べた物を安全に飲み込むことで誤嚥をしないこと。
また、食事の後で口内をハブラシで磨くことと、糸ようじでカスを残さないように努めることです。