日 時 平成24年7月5日(木)
場 所 宝塚医療会館
講 師 畑 昌明氏(宝塚薬剤師会)
日本はもはや超高齢化社会に突入し、平均寿命は男性:79才、
女性:86才になりました。
因みに世界の平均は男性:66才、女性:70才で、インドは64才
ロシアは68才、中国は74才、米国は78才です
これらに鑑み健康管理は高齢者にとって最も大事な事柄のひと
つで、日頃からかかりつけ医を持つことが奨励されていますが、今回はそれに加えてかかりつけ薬局の重要性についても、ご説明をしていただきました。
医薬分業が実施されて久しいのですが、今年末からはついに市立病院においても院外処方に踏み切るとかで、いち段と加速いたします。
医薬分業のメリットとしましては、「処方内容がより明らかになる」「医薬管理の徹底により、副作用歴・過剰投与・重複投与等が防止できる」「薬の説明や服薬指導が明解になり、相談や要望が容易になる」等々があります。
ただ「病院と薬局を訪れることになるので二重手間になる」「薬代が高くなる」等の欠点もありますが。
それでも受診する病院が複数あってもかかりつけ薬局を持っていると、薬剤師が全体を診てくれているという安心感があり、相談もできます。