日 時 平成24年8月18日(土)
場 所 西宮郷土資料館
講 師 西尾嘉美氏(日本民族学会会員)
祭礼等で行われる「曳山・だんじり・屋台」等のことを総称
して「ヤマ」と呼称するのだそうです。
そのヤマを分類しますと、①柱を主体としたもの(京都祇
園祭等)、②故事伝説を造形したもの(博多山笠等)③から
くりを伴うもの(大津祭等)、④灯篭や行燈で造られたもの
(ネブタ等)、⑤芸能を演じる移動舞台(長浜曳山)、⑥大人数で引くもの(岸和田のだんじり)がある由です
また前述のような動きがあるものばかりではなく、山上等の
社殿の作り物が主体のもの(姫路の総社三つ山神事等)も
あるとのことで、因みにこの三つ山神事は20年に一度行わ
れるものだそうです。
(来年が20年目とのこと)
なお一つ山神事と呼ばれるものもあり、これは60年に一度
しか行われなく、次回は40年以上先であるとのことでした。
(写真上は大津祭の曳山で、写真下は三つ山神事です。)