日 時 平成24年10月11日(木)
場 所 宝塚医療会館
講 師 河村剛史氏(医師)
長寿であるためには、好きな時に自由に行動出来る身体的
活動力を維持していなくてはなりません。
長寿を目指すには自らの力で地面に2本足で立つこと、すな
わち「自立」することで、容易に出来ることとして、①定期的な
水分の補給、②脊椎ストレッチウォーキングの励行 をとのこと
①は、マグネシウム飲料水(深層水)がお勧めで、マグネシウムイオンは血管拡張作用や利尿作用があり、また血小板凝集抑制作用もあって、血液をサラサラにするのだそうです。
②につきましては、基本は正しい姿勢で歩くことで、具体的には 下腹部を下から持ち上げるように・頭頂部をヒモで引き上げるように・背筋を伸ばし、膝を伸ばし、足先を引き上げ、踵から着地するように歩くことが大事だとのことでした。
このウォーキング法は、高齢者に多く見られる腰椎障害や膝関節障害の予防になり、また全身の筋肉を鍛える有酸素運動としても最適であるとのことです。
また長寿者は、多くの人生経験から独自の判断が出来、この自主性の尊重を「自尊」と言う由。
まずは好きな時に、どこへでも自由に行ける筋肉づくりが「自立自尊」の道であるとのことでした。
(写真は血管・血流のいろいろなケース)