ネットの被害から身を守る

日 時 平成24年10月16日(火)
場 所 宝塚男女共同センター
講 師 篠原嘉一氏(セキュリティーサポーター)
 今 子供達の周辺が急速に変化しています。 
 「私にはお家に帰ると沢山の友達が居る」と話す子供達が
居ますが、意味がおわかりでしょうか。
 物心ついた頃からネットの中に居場所を求めたことから、
二重人格を持つようになります。
 この現状を理解して子供達の変化に早く気付くことが、トラブルの早期発見に繋がるとのこと。
 子供達は何の抵抗もなくネットを使いこなし、見知らぬ誰かと友達になってネット上で会話しています。
 しかし、保護者はその相手が悪意のある業者や不審者だということに気づいていません。
 たとえば、「お年玉はいくらもらったの?」→『1万円だよ』→「誰にもらったの?」→『おじいちゃん』→「一緒に住んでいるの?」→『○○で一人暮らしだよ』・・・・・これだけの会話で業者は一人暮らしの老人情報をゲットして名簿を造り、悪徳業者に売って商売をしています。
 ましてや、何年間も見えない相手と話し続けると家庭内の情報が次々ともれ、マークされる人物になっていくのだそうです。
 確かに世の中は便利になりましたが、技術の発達した今、あらゆる手段で情報が掘り起こされ、データベースとなってお金に変わっている現状を認識しなければならないと思われます。