自然エネルギーの利用と普及

日 時 平成24年11月6日(火)
場 所 宝塚男女共同参画センター
講 師 飯田秀男氏(自然エネルギー市民の会)
 氏の所属する「自然エネルギー市民の会」の目的はもちろん
地球温暖化防止で、その手法は「再生可能エネルギー(太陽
光や風力等)の利用・普及」と「発電事業のコーディネート(市
民共同発電)」であるとのこと。
 実施例としましては、太陽光発電事業で、保育園の屋根を
利用し、市民からの寄付と国・府の補助金により資金調達して、設備を設置・運営しているものがあり、CO2を46㎏CO2削減された由です。
 また検討例としましては、風力発電事業があるとのことですが、①必ず風の吹く立地、②設備設置用の道路がある、③環境・景観を壊さない等々の条件の他、資金も1基当たり2〜3億円必要で、かなりの努力や時間がかかるようです。
 いづれにしろ自然エネルギーは、「大気汚染等の公害がない」「枯渇しない」「安全である」等々の特性があり、おおいに検討の余地がありそうです。
 日本全国の年間使用電力量は、1兆1千億〜1兆2千億KWPらしいですが、一方 太陽光・風力の潜在量が1兆KWP強あるとの試算もあり、すぐに実行出来ないにしましても、自然エネルギーにより、原子力や火力による発電を削減出来る可能性はあるようです。