日 時 平成24年12月1日(土)
場 所 宝塚中央公民館
講 師 高田輝夫氏(宝塚市学事課)
今回は学校給食の歴史や現状等についてご教示賜りました。
学校給食は明治22年に山形県鶴岡町(現在は市)において
貧困児童を対象に行われたのが始まりと言われています。
その後大正時代に東京がパン給食を開始し、昭和初期には
国庫補助による給食が実施されたとのことです。
戦後(昭和29年)には「学校給食法」が成立・公布され、今日の礎が築かれ、広がっていきました。
近年 阪神淡路大震災の教訓から、児童にも食の大切さを知って
もらう意味もあって、防災給食(おにぎり等々)と、その直後に防災
授業を実施しているとのことでした。
また東日本大震災による食品の不安感を鑑みて、放射能測定
のための検査器も導入している由です。
なお給食費(宝塚市)は1食当り220円(小学校)で、これは全額
食材購入に充て、水道光熱費等は市が負担しているとのことです。
(写真上は明治時代の、写真下は戦後の給食例です。)