うるわしき古典芸能・能楽

日 時 平成24年12月2日(日)
場 所 西宮市民交流センター
講 師 河内厚郎氏(文化プロデューサー)
講 師 上田拓司氏(観世流能楽師)
 日本の古典芸能の中から能楽を取り上げ、その存在意義等に
ついてお話しをお伺いいたしました。
 能楽は室町時代に世阿弥によって創始され、今迄受け継がれて
きましたが、長いこと続いてきたものは、それだけの価値がある
からとも言われ、日本の文化としてこれからも大切にしていきたいものです。

能楽の良さは、伝統ある文化であることはもちろんですが、他に
①気を養う(体を動かしたり、謡をしたり)、②心の成長を促す
(戯曲を通じて相手をおもんばかる)等が考えられるようです。
 ただ能楽の人気はとなりますと、巷には他にも楽しいことが
たくさんあることや公共の予算の壁等もあって、楽観は許され
ません。
 最後に、「鶴は千年・・・・・・、天下泰平・・・・・」のおめでたい
謡を聞かせていただきました。