日 時 平成24年12月8日(土)
場 所 甲東ホール
講 師 平原和朗氏(京都大学教授)
2011年3月11日に起こった東日本大震災は、岩手県から
茨城県沖におよぶ広い震源域を3分かけて破壊し、強震動や
巨大津波を発生させ、加えて原発による放射能被害をももた
らせ、多くの犠牲者を出しました。
一方 西日本では1995年に阪神淡路大震災があり、引き
続き今世紀前半には南海・東南海・東海地震が危惧されているところです。
歴史を顧みれば、平安時代に仙台沖で発生した869年の貞観
地震は、今回の東日本大震災に匹敵したそうで、その18年後
には仁和南海地震が起こっており、あながち近い将来に大地震
が起こる予想について、否定できないようです。
このような地震はプレート運動で起こる由にて日本の周辺には
北米・太平洋・ユーラシア・フィリピンプレートがあり、30〜50年
以内に南海トラフ地震が発生するのではとされています。
正に私達は大地動乱の時代に生きていると言えそうです。