日 時 平成25年3月16日(土)
場 所 ソリオホール
講 師 松田副院長(市立宝塚病院)他
行き場のない患者(もはや抗がん剤も使用できない、痛みの
コントロールは他の病院で・・・等の告知を受けた人)を受け入れ
身体・精神症状をコントロールする病棟のお話しでした。
がん患者は年々増えており、日本人の2人に1人はがんになり
3人に1人がそのがんで亡くなっています。
がん患者に多くみられる症状としましては、体がだるい・食欲不振・痛み・便秘・不眠・呼吸困難等です。
緩和ケアとは困っている患者のために、①本人や家族を支え、
抗がん剤治療につなげていく、②治療中の患者の痛みや気持
のつらさを支えていく、③患者が希望するような療養場所を
提供する・・・等々です。
痛みの症状が強く、病状が不安定で、介護者が不足している
人で、家での療養が難しい方に「家で過ごしているような・・・」
環境づくりに注力しているとのことでした。
(写真上は質問に答える講師、下は家族の礼状を朗読する職員)