今年も消費者生活センターの生活大学が
始まった。(平成20年10月24日スタート)
第1回目は、近年の世相を反映して、標記
の課題で、兵庫県の岩浅敬由相談指導部長
のご教示を賜った。
滑り出しは、少々お堅い消費者行政やその
組織の解説であったが、中盤以降は実例に
即した事案の内容やトラブルで、非常に身近
に感じたしだいである。
ただ最近は、詐欺等も巧妙になってきており被害の救済や未然防止とひと口で言っても、具体的にはなかなか対応がむつかしく、結局地域でのお互いの見守りや万一被害に遭遇した場合のクーリングオフ(原則8日間の無条件解約制度)の活用が重要であるとのことであった。
消費生活相談の内容を分析してみると、一番多い案件は”不当請求”に絡むさまざまな事柄とのことで、改めて気の引き締まる思いをしたしだいである。