関学秋季オープンセミナーに出席して

11月8日(土)10時〜
題記の第2回目 テーマ『国際的にみたわが国の医療と福祉』
講師:兵庫医療大学 学長 松田 暉 先生
〔同先生は臓器移植法成立後初めて臓器移植の心臓移植された人〕
 メンバー:(村田)(森川)(福本)の三名が出席しました。
 この春から導入された後期高齢者保険制度の問題から最近では産科・小児科医者不足の問題やら救急医療の破綻など毎日のように医療に関する報道がされており関心の高いテーマでの講演でした。
講演内容は
 Part1:臓器不全に対する医療
 日本の臓器移植数は国際比較すると極端に少ないことに関して法律の制約からまた死についての考え方の(宗教的なものか?)違いなどからドナー登録者が非常に少ない現状を話された。
 欧米では臓器移植は最終医療として位置づけられておりまったく日本とは考え方が違うとのこと。
 Paret2:最近の医療を取り巻く諸問題
 最近の報道などで日本の医療制度に多くの問題があり日本の医療費は国際比較すると低くやはり医療費削減が問題であると思っているが反面下記の事柄に指摘にありました。
 日本は小規模病院が多く効率が悪い上に、患者の入院日数が極端に長くまた時間外診療の9割が軽症者とのことで、これらから非常に病院が繁忙となっている。
国民全体がもっとこの現状を理解して少々のことは我慢する姿勢が重要では。
マスコミもこの面での警鐘を鳴らすべきではないでしょうか。
今回の講演はタイムリーで非常に参考になりました。