『からあい歴史講座』に行きました

11月10日(火)10時〜宝塚市立男女共同参画センターにて
『平安京を築いた桓武天皇 光と闇の中に生きて』
主催:からあい企画
に森川、東田、福本の三人が参加しました。
 会場には写真添付の通り左右に竹が配置され床には草花と
桓武天皇の画像、平安神宮の写真がおのおの置かれており
講座にふさわしい演出で始まりました。
 さて、桓武天皇は第50代の天皇で〔鳴くよ鶯平安京〕で遷都した
天皇程度しか知りませんでしたが、今回の講座でかの人の母親が低い身分の帰化渡来人の出身でとても皇太子にはなれない身分であったが、父親の正妻とその子(皇太子)の死により781年に天皇となり平城京から長岡京・平安京とそれぞれ遷都された人。
 経済的には帰化人の秦氏の財力を味方に造営し、また門閥出身者でない中・下級の文官を抜擢するなど親政をおしすすめた。
 一方平城京から二度にわたる遷都については天変地異による異変がつづきその原因が先の皇太子と母の不自然な死および弟の流罪でないかと悩まれた(当時怨霊と考えられた)ことからのがれるためと
奈良仏教勢力を排除を目的に遷都したとのことでした。
 かの人は、今で云うならば地位も財力ありスポーツマンで女性にもて(30数人の妃がいた)明るい
反面過去のことに悩まされた暗い部分を持ち合わせていた人だと思う。
 このことから副題の〔光と闇の中・・・〕は旨くつけられた思います。
この会は4名の女性の方が関係先の取材され、それぞれ分担にして発表大変感心しました。
 参加者には女性のリピーターの方が多いのは、この講座を通じて納得でした。