僕にとっての「ほっと・HOT」

3月も半ばになりましたね。もうじき春になりますね。
春にはどうしても心がときめくというか、ウキウキしてしまうものがありますね。
僕は数年前から花粉症がひどいのですが、それでも春の声にはときめきます。
「春」ってすごいものですよね。

ところで、以前にもこのブログに書かせて頂きましたが、世の中の現実は本当に厳しいものがありますよね。どんどん混沌としてゆく。僕自身、その厳しい現実の一部分を肌で感じてきましたし、今でも感じる事はあります。

生きづらい社会で、生きづらさを抱えて生きて行く。生きて行かねばならない。それも現実なのだと思います。

その日常生活は、その方にとっては決して”良い”と言えるものではないのかも知れません。ですが、その方自身が一歩一歩歩んで来られた大切な人生なのです。

人間は何時でも立ち止まってはいないと思います。
周りからはそう見えたとしても、例えご本人もそう感じられていたとしても、決して立ち止まってなどいないと思います。

何かを考えています。それは希望的な事柄ばかりではなくて、その方が前進・進歩しているように見えないから、今は止まっているのだとかそういうことではなくて、今の考えとは悩み・苦しいだけなのかも知れませんが、でも悩んでいるのです。考えているのです。何かしら感じているのです。決して停止などはしていないのです。

身体的な動きは少ないとしても、頭の中・感情・感覚は動いていて、むしろ研ぎ澄まされていたりして、無気力に見えているとしても、何かを感じ・考えている事実は確かです。

その日々はその方にとって、大切な”途中”なのであり、その先が必ずあって、でもあらかじめ用意されているわけではなく、悩み考え、その方に合ったペースで試行錯誤を繰り返しながら、その方自身が将来・未来に向かって、自分の中にある可能性を感じられて、少しずつ見つけていって、その発見を大切に磨いていって、自分の未来を切り開いて行かれる。

僕はほっと・HOTの活動を通じて、皆さんとそのような事を感じたり、考えたりしたいのだと思います。それは”共感”なのだと思います。

松尾