はじめてのアルバイト

こんばんは。松尾です。と言っても、もう真夜中ですね。

今日は、僕のアルバイトのことについて、お話をさせて頂きたいと思います。

僕は中二の時に、不登校(当時は登校拒否と言われていました)になりました。
以来、約10年間、ひきこもりました。

関東から関西への引越しがきっかけとなり、まったくのひきこもり状態からは脱出できるようになりました。
ですが、そこからも、約7年間、今で言うニート生活を送りました。

30才の時から、通信制高校に通い始めました。
そして、33才の時、高校3年生の冬に初めてのアルバイトをしました。
年末年始のゆうメイトでした。

それまでは、何を買うにも、親に言って、買ってもらっていました。
自分で働き、自分で作った自分の預金通帳に、生まれて初めての給与が振り込まれた時は、わずかな金額ではありましたが、すごく興奮したことを覚えています。

翌月の給与支給日には、もっと大きな金額が振り込まれていました。
年末年始とよく働きました。

万円単位のお金を自分の手で働いて稼ぐ、いっぱしのフリーターになったような気分でした。
高校生ではなく、フリーターという、年相応の社会的な立場になれたような、妙に誇らしげな気分になったことをよく覚えています。

働くことは素晴らしいことだと思っています。そのことで、得る経験・思うこと(悩むことも含めて)、そして自分自身の手でお金を稼ぐということは、とにかく素晴らしい!! です。
額の大きさや仕事の内容では、決してないのですね。

僕は現在、二箇所のヘルパー事業所で、登録ヘルパーをしています。立場はあくまでアルバイトであり、フリーターです。
月の収入は、10万円に満ちません。
ですが、僕は働くことはすばらしい! と思っています。

バイトだからこその立場の苦しさ・弱さもあります。
納得のいかないことも沢山あります。
ですが、いいのです。
夢を忘れずに持っていて、少ない収入をやりくりして、好きなものを自分で働いたお金で買う。
今の僕はとてもハッピーなんです。

今日は朝の6時から、夜の8時までガイドヘルパーでした。
滋賀県まで行って来ました。
帰宅したらクタクタでしたので、少し眠って、今こうしてブログを書いています。
明日は仕事ではありませんので、大好きな本を買いに行くかもしれませんし、帰りに喫茶店に入ってコーヒーを飲みながら、買ったばかりの本を読むかもしれません。

そう考えると、本当に胸がワクワクします。
そして、とっても幸せな気持ちになります。

仕事がある日は、仕事に出かける時間まで、自宅でゆっくりします。
本を読んだり、学校の勉強をしたり、こうしてパソコンをしたりです。

仕事のない日は、出かけたりします。
本、文具、服などを買ったり、見に行ったりします。

そして帰りに、どこの喫茶店に寄って、コーヒーや紅茶を飲もうか、と考えたりします。

そういうことって、考えただけで、本当にワクワクする、とっても楽しく、幸せなことなんですね。

少ないお金を、いかに有効に使うか、使うだけではなく、将来の夢の部分にまわせるか、
楽しいです。そういうことって。

だから、働くことは素晴らしいのです。
時間とお金が大切に思えるし、自分の向き不向きもわかってきます。

夢がみえてくる。
自分が本当にやりたいことが、少しずつみえてくる。

夢は生きてゆく希望 希望は日々を生きてゆける糧

松尾でした。