6月13日(月)
朝一番に、薪の森本さん宅に、薪不足について相談に行きました。
そして、よく乾いている赤松の薪、多少乾いている薪と、区別して140束を持って帰りました
今日も賑やかなメンバーが集まりました。
天気もよく、
窯の温度も1200度をキープ、順調です。
皆で薪をくべました、
自分の作品が入っていると気合が入ります、
そして仕上がりを楽しみにしています。
午後は田植えの続きもしました
昨日と今日で完了です。
自分の植えた苗に実がなるのが楽しみです。
窯の温度は順調に1200度を維持し夜になりました。
僕は、安心して眠っていたのですが、じきに温度が下がったと起こされました。
窯の温度は40度下がり、1160度になっていました。
同じ様にしているのに温度が下がってきて、薪を入れても入れても下がる一方だと、悲壮な表情をした指輪さんの説明です。
僕もトライしてみましたが、回復しません。
原因は、薪でした。
乾いた良い薪が無くなり、少し生の赤松を焚きだしたと言う事以外に理由が見当たりません。 薪がこんなに大切だとは、思いませんでした。
温度はじわじわと下がっていきます、
これからさらに1230度に上げ、数時間焚いて終わる予定でしたが、良い薪が無いのでは打つ手が無く、ここで1室目の火を止めるしかないと決断しました
第2室に移りましたが薪のせいか、こちらも温度がなかなか上がりません。
乾いた雑木と、多少生の赤松でなんとか上昇を図ります、
指輪さん、田中さん、恵子先生と薪を窯の側や上に乗せ、乾かしてからくべたりして頑張りました。
普通なら3時間位で予定温度1230度まで上がるらしいのですが、8時間で1150度です。こうなればここは、低温でも時間をかけてじっくりと行く以外ありません。
空が明るくなってきました。
焼加減の指標になるゼーゲルの9番が倒れたので、温度は低いがもう焼けたと判断し、火を止めました。
5日目の午前4時でした。
ここまで頑張った指輪さん、ありがとうございました
今日そのまま仕事とか、気をつけて帰ってください
焚き口に蓋をしたり、後始末をして、午前7時に窯場をあとにしました。
一抹の不安を胸に、結果は吉と出る事を願って、私は2日間バク睡しました。
皆さんお疲れ様でした、ありがとうございました。
窯出しは19日の日曜日です。