登り窯 大野山麓窯の窯焚き 《1》

窯詰めは、無釉焼締めの第1室と、釉薬をかけた作品を第2室に、
11月3日より6日までの4日間で行ないました

今回は、目標どおりの温度曲線を描くことが出来ました
前回の反省から、薪を乾燥させ、窯の上に断熱マットをかけたことで熱が逃げなくなったせいでしょう
「ハプニングが無くて、今回はおもしろくないなあ」 の声もありました。

初日は、昨年同様、嵯峨根さんと火入れの準備をし、点火しました
正午に点火、9時までバーナーで窯を暖めます

今回、唯一の失敗、
250℃頃、窯の中で「ボン、カランカラン・・・」の音、
しまった、何か爆発した、

でももう何も手は出せませんのでこのまま焼成を続けます
生乾きの作品か、メ土が大きすぎたのか、窯を開けるまでわかりません
どちらにしても、数点巻き添えを食って壊れているでしょう・・・残念

バーナーであぶっている時は、何もすることがありません
煙道のレンガの間があいてきたのを補修しました。

今日の夕食はカレーでした

8時頃からバーナーをはずして薪をくべ、徐々に温度を上げていきました。
この日、夜を徹して窯を焚いてくれたのは嵯峨根さんと阿部さんでした