2005年4月25日、あの事故が起こるまでは、
春先も、春も、大好きな季節だった・・・。
特に、4月末から5月の新緑を迎える頃は・・・。
(花粉症をのぞいて、だけれど・・・)
あれ以来、新年を迎えるのは、4月が近づくことであり、
1月が過ぎ、誕生日の来る2月を迎える頃には、
ますます胸苦しい思いになる。
皮肉なものだ・・・。
事故の翌年から、被害当事者や家族、
支援者、ボランティアなど、多くの人たちで
メモリアルの取り組み活動をやってきた。
「思いをつなぐ連絡会〜4月25日は忘れない〜」素晴らしいネーミング・・・。
2006年、2007年、2008年、だんだんと
増えてきたあちこちでの取組みをネットワークして
草の根のメモリアル活動が続いてきた。
今年は・・・?
これが「はさみ現象」なのか・・・。
風化っていうのは、人の持っている特性
「忘れないと生きていけない」
そういうものと密接に関係するのか・・・。
自分自身も、今の仕事、今のことで精一杯に
なってきている。
こういう時、どうやって「つなぎ続けて」いけばいいのか・・・。
もう一度、原点を見つめ直してみたい・・・。