関西ええこと.mot版では初めてのjim日記です。
阪神北地区のある協議会の総会で、川西市郷土館に行きました。
「川西市郷土館」には大正期に建てられた「旧平安邸」と
「旧平賀邸」の2つの国登録文化財があります。
総会といえば、会議室やホールで、行われるのが普通ですが、
数寄屋風の作りの伝統的民家の「旧平安邸」の座敷で
行われました。
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場所が変わると、人の心も変わります。
来賓の方々のご挨拶も、原稿は脇におかれ、
郷土館にまつわる話をしてくださったり、、
地域の人々が寄りあって、3日3晩熟議を重ねられた話をされ、
人と人が膝を交えて話し合うことの大切さを話してくださったり・・・。
畳の上に座っての会議は、人と人との距離が
とても近く感じられ、あたたかい雰囲気でした。
![](/img/u394/FI14516_1E.jpg)
総会の後は、郷土館の館長さんから
説明を聴き、見学させていただきました。
旧平安邸の前庭には、植栽や燈籠が配されています。
和式の庭園には池がありますが、
旧平安邸には、池はなくて、
大きな丸い石が庭の中央に置かれていました。
雨が降り水に濡れると池のように見えるとか?
この大きな石のいわれはいくつかあるようです。
訪問して、館長さんにたずねてみてください。
![](/img/u394/FI14516_2E.jpg)
旧平安邸のそばに旧平賀邸があります。
市内の小戸から移築されたもので、大正期に建てられたもので、
イギリスの田園住宅の形式を遵守したものだそうです。
出窓と煙突があり、ロマンを感じさせる建物ですが、
室内も洗練されており、装飾のステンドグラスも素敵でした。
郷土館には、このほか、
青木大乗画伯と平通武男画伯の絵画が
ミューゼレスポアールで常設展示されています。
![](/img/u394/FI14516_3E.jpg)
この場所は、多田銀銅山の製錬所として操業されていた
平安製錬所のあったところです。
後の山には山下城跡があります。
歴史とロマンが感じられる素敵な場所です。
何度か訪れている場所ですが、
久しぶりに訪れると新鮮に感じられます。
気持のよい1日を過ごすことができました(%笑う女%)
![](/img/u394/FI14516_4E.jpg)