朝日新聞 17日の夕刊1面

児童虐待のこのごろの報道について、居心地の悪さを感じていた。

虐待をしてしまう親を犯罪者のように扱い、解決策が迷走する中、子育てしている親の不安をあおっているように思う。すごく特別で非道な人が虐待をしているような日々の報道に危機感をつのらせて、「今、話さなきゃ!」と思った。

人に自分の事を話すというのは、思いの他エネルギーがいったし、今までのどんな仕事よりも疲れた。
私がなぜ、ソーシャルワーカーになろうと思ったのか。
私がなぜ、子育て支援の活動をはじめたのか。
私がなぜ、今 語ろうと思ったのか。

 子どもを傷つける事を望んでいる親や大人はいない、と私は信じている。

虐待をする非道な人がいるのではなく、困難な事がいくつもかさなり非道な事態になっていくのだ。
ある親子や家庭にとって、しんどい状態になっているのなら、その要因を一つづつ取り除いていく事しか、今の私には解決方法がおもいつかない。
休息やリフレッシュが必要なこともあるだろう。
心をくだいて相談する人も必要だろう。
状況に応じたサービスや制度とつながることも大事だろう。

 勇気をもってSOSを発信してほしい。

私に何ができるかわからないし、何もできないかもしれない。
どうにもならないことだってあるだろう。
だけど 私は勇気をもってSOSを発信する人の力を信じる。
そして 決して しらんぷりはしない!と決めている。
http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK201005200054.html
(朝日新聞のホームページの記事にリンクしています)
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何度も、ふらっとスペース金剛を訪ね、ノート何冊にもなる取材メモから記事を書いてくれた朝日新聞記者 机さんには感謝しています。
新聞という限られた紙面の中で、誤解を恐れず活字にしていくというのはほんとうに勇気のいることだと思いました。しばらく 旅にでたいくらいの脱力感です。