もう3月・・・

昨年末にイレギュラーなエンディングサポートを受けました。
このサポートで、あっという間に年が明けてしまい、気づけばもう3月に・・・(^^;;)

関西に住む一人暮らしの男性が突然死され、親族が関東にいる甥姪だけでした。
亡くなられた後、すぐに姪御さんが来られ葬儀等を済ませられたのですが、各種の手続きや住居の片付けまでは手が回らず困っておられ、私たちに依頼が来ました。

生前契約は本来、生前に本人から依頼を受け、ご本人と私たちとの間で細かく相談をして死後の処理内容を決定し実行します。
しかし今回はご本人との打合せが無く、姪御さんもおじさんの生活状況や住居内のことを把握しておらず、ましてや姪御さんは直ぐに帰らなければならないという状況でのエンディングサポートをお引き受けする事となりました。

いつものように、ご本人と話し合った内容でテキパキと進めるという訳には行かず、ある程度進めては報告し確認するといった状況となりました。報告を受ける姪御さんも、ずいぶんと判断に困られたのではないかと思います。結構時間はかかってしまいましたが、とりあえず無事に終わりホッとしています。

しかし、これからこのようなケースも多くなってくるのではないかと思います。
「おひとりさま」という言葉が流行し、本なども多く出ていますが、ことばから来る気楽なイメージとは裏腹に、後見や死後の事をシビアに考え「まだ大丈夫」と先延ばしにせず準備しておいていただく必要があることを、もっとお知らせしていかなければならないと思っております。