第6回バスのってスタンプラリーの報告の5回目、最終回です。
バスのってスタンプラリーは、ひらかた環境ネットワーク会議だけで行っているのではなく、行政の方、交通事業者の方をはじめ、地域で様々な活動をされているまちづくり組織の方々と連携して行っています。
今回は、ひらかた観光ボランティアガイドの方々にご協力いただいて、スタンプポイントでの説明をしていただきました。
前にブログ記事で紹介されました重村酒造や正俊寺、旧田中家鋳物資料館など単にスタンプを集めるだけではなくって、そこで歴史や面白い話を伺うと、楽しさ倍増。
私もとても勉強になりました。
右の写真は正俊寺でボランティアガイドさんの話をきかせていただいている光景です。
枚方は古くから開けたところですし、京街道など旧街道で栄えた場所でした。
それに高度成長期にできた住宅街は、街路樹も豊かに育っていて今は丁度、紅葉の見頃です。また、公園も個性があって面白いです。
そんな魅力的な地域資源をバスや鉄道でネットワーク化されています。
たしかに場所によっては本数が少ないところや乗り換えが必要で不便さを感じるかもしれません。
ただ私もこれも含めて魅力だと思っています。
今の時代、便利であることが唯一の価値のように語られることが多いです。でも不便さの裏返しは、ゆったりとした時間や人とのコミュニケーションのチャンスでもあります。
バス停でゆっくりまって、その辺りを眺めていると、
「幸せだなー」(加山雄三ではないですが・・)
と思ってしまいます。
そんな時間を生活に取り戻す意味でもスタンプラリーをとらえてもらえたらうれしいと思います。
また、春にもやりたいと思いますので、みなさんも
”幸せな時間”を一緒にすごしませんか。
(NM)