特別展「藍染に見る絵と文様」始まる

開館15周年の記念特別展「藍染に見る絵と文様」が始まりました。筒に入れた糊で布に絵や文様を描き染め分けた伝統的染色工芸の筒描の技法を駆使した作品約60点の展示です。

江戸から明治にかけての庶民の染色のなかでも今回は大柄な鳳凰や亀、虎などの吉祥文を中心にデザインに注目した作品を特集しました。

他にも同時代の陶磁器や木製品の竜や虎の置物のような骨董品も多数並べ、時代のイメージを実感していただこうという趣向が凝らされています。

飽きない古人の知恵と技法をお楽しみください。