2月22日に新宮市の新宮地域職業訓練センターで「しんぐう元気フェスタ」が開催されました。
このイベントは、もともとわかやまNPOセンターと和歌山県経営者協会・和歌山県社会福祉協議会が運営していた「勤労者マルチライフ支援事業」という厚生労働省事業の一環として、地域のNPO・ボランティア団体と企業のみなさんとの協働イベントを開催し、勤労者世代のみなさんに地域活動について知っていただこうということで企画提案したことがきっかけになって始まったものです。
ところが、こちらの予想以上の盛り上がりをみせまして、厚生労働省事業が終了した後も地元主体で実行委員会を結成し、毎年この時期の恒例イベントとなりました。
人口3.5万人ほどの小さな街ですが、年々来場者は増え、第4回の今年は1500人!
NPO・ボランティア団体は日頃の活動を紹介したほか、企業側も地域活動の紹介、建設機材のレンタルをおこなっている会社は高所作業車で地上10mほどの高さから街並みをみていただくイベント、バス会社はノンステップバスを持ち込み子どもたちに運転士気分を味わってもらう・・・など、それぞれの持ち味を生かした展示をしてくださっていました。展示をおこなわない企業さんもボランティアスタッフの派遣など側面から支援され、まさに産民協働のイベント。
小さな街だからできる、という側面も確かにありますが、地域を元気にしたいという想いはみんな共通なんですよね。
ちなみに、イベント終了後、片付け・清掃に要した時間はわずか30分。和歌山からお手伝いにでかけたスタッフは一堂びっくり。でも地元のみなさんは平然としていたのが印象的でした(^^;
※ 今回の内容はわかやまNPOセンター@CANPANでもご紹介しています。