今年の売れ筋は「デジタルフォトフレーム」ですよ
いわゆる写真立てのデジタル版が「デジタルフォトフレーム」というもの。
通常はデジカメで撮影した画像などを順番にスライドショーで見せたり、あるいは特定の1枚だけを見せたりするわけですが,、デジタルフォトフレーム市場が盛り上がりを見せている。前年の3倍を超える勢いで拡大しているそうだ。
デジタルフォトフレーム市場には3.5インチワイドと小型のものから、15インチワイドと大型のものまであるが、売れ筋は7〜9インチワイド。よく売れる中心価格帯は2万円前後で、S-Frameは中高級機種といったところだろう。
デジタルフォトフレームは、デジタル写真用のフォトフレームという位置付けで発売されており、外観もフォトフレームに似せられていることが多い。液晶ディスプレイが用いられることが多く、その背面にメモリーカードを挿入するスロットがあるのが一般的である。
電源を入れるとメモリカード内に保存された映像ファイルを自動的に認識してスライドショーを行うというものが一般的。様々なタイプのメモリーカードに対応したスロットを備え、USBメモリに対応した製品もある。また、無線通信(Bluetoothや無線LAN)などのネットワーク機能を持った製品もあり、メールアドレスを設定して、送信した画像を表示させる機能をもつ製品も販売されている。
コンピュータを使わなくても、デジタルカメラで撮影した写真を簡単に表示させることができるのが特徴。JPEG圧縮された静止画のほか、動画の再生にも対応した製品が多い。動画のフォーマットはMotion JPEG、MPEG-2など。