W杯話題:: 本田選手の無回転シュートとは

無回転に関する面白い記事が中日のスポーツ記事で紹介されていました。

本田選手の無回転キックを超高速カメラで撮影したことのある名古屋大の布目寛幸准教授によると、ボールの速度は秒速30メートル(時速108キロ)。ゴールに到達するまでの時間は約1秒。回転数は0・8で、ほぼ無回転に近い状態だった。

 筑波大大学院の浅井武教授は、国内では草分けの三浦淳宏選手(横浜FC)の無回転キックを分析。揺れ幅は直進軌道に対して5〜20センチだが、縦に横に何度も方向を変える。その軌道は野球のナックルボールに例えられる。変化の理由は解明し切れていないが、ボール周辺の空気の流れにかぎが隠されているようだ。

前回のW杯から、ボールの製造方法が手縫いから機械に変わり、縫い合わせるパーツの数も減少。凹凸のない真球に近づいたことで、より不規則な変化が生まれやすくなったとされ、これに合わせるように無回転キックが普及した。現在、本田選手やロナルド選手(レアル・マドリード)らは、明確に球種をけり分けている。

 本田選手は、この無回転シュートでCL8強進出に貢献し、ロシアリーグでもこのシュートで流れを引き寄せた試合で勝利を収めていた。

 本田選手のシュートをリプレイで見ましたが、全く回転していません!!