わかやまNPOセンターでは、今年度からの新規事業の一環として、舞台芸術や障がい者アートなど、芸術分野のNPOなどを支援する活動をはじめました。

現在は、今週末に和歌山城で開かれる「和歌山劇城」の稽古や小道具大道具の製作場所として和歌山市鷺ノ森近くの空き工場を活用いただいていまして、うちのスタッフさんが支援に入っています。

金曜日から、この小道具などを市民のみなさんにも作っていただけるワークショップが開かれまして、今日のお昼におじゃまして、わたしも小道具づくりに挑戦!してきました。

1枚目は今回つくるもの。
マネキンの頭になるものを針金と薄い布を組み合わせてつくります。

2枚目。頭の輪郭ができあがってきました。頭の横周囲と、縦周囲を1本ずつ、針金を使って形作ります。

針金をさらに組み合わせて、頭の形にさらに近づけていきます。

そういえば、小学生の頃だったか、地球儀を作った記憶があるのですが、それに近いかもしれません。ちなみに止めるのはビニールテープ。引っ張りながら、きつく止めていきます。

ここまでで約30分。意外に早くできました。

そこに薄い布を貼り付けていきます。
布、というより、なんていえばいいんだろう。なんとか布っておっしゃってましたが忘れちゃいました。CDやDVDを入れる薄いケースに使われているのと同じものです。

針金にスプレー糊を吹き付けてしばらくおいて、この布を貼り付けていくのですが、貼り付けていくうちに手がべたついて、せっかく貼り付けた布を引っ張って外してしまったり、布に隙間ができたり・・・でかなり苦労しました。

・・・が、結局このような形でマネキンの頭部分が完成。

別のスタッフの方が綿やエアクッションなどをもとにくみ上げたマネキンの胴体部分と合体させて、服を着せると完成!

自分が頭を組み上げたとわかっていても、服を着せるとなんかリアリティが沸きますね・・・。
あとでマネキンを並べに行ったのですが、なんかたくさんの人に囲まれているようでドキドキしました。。。

とりあえず、少しでも劇団のみなさんのお役に立てたようで光栄です♪

今後も遅くまで稽古を続けられるとのこと。寒暖の差が大きくなってきましたので、体調に気をつけられて、本番を迎えられることを願う次第です。