変わらないもの

人を変えるには?とよく質問を受ける。
どうしてあんなに変わったんですか?と。

その答の第一番目は「自分が決して変わらないところを見せること」だと私は思う。
何が決して「変わらない」か?
それは「あなたがどんなでも!」ということである。

何もできなくても、何をしなくても、あるいは、ひどいことをしても、決して変わらないスタンスでいること。

悪いことをしたら悪いと教える。
出来ないことは出来るように教える。
して欲しいことがあったらそれは伝えはするが。

条件付ではない付き合い。
これほど、特に、子どもにとって必要なことはないのだと思う。

条件付、たとえば、〜をしたら、〜ができたら、〜をしないなら、と、
私たち大人は条件を並べる。
その対価は多くの場合お金。

そんな中で育ってゆく子どもがどうなってしまうか?
もうすでに見えていると思う。

現代の子どもに必要なものはなにか?
時間と自然と自由。

今、つくづく自分はよき時代に育ったと思う。
子どもを遊ばせないで、
大人が遊びすぎだと思うのは私だけではないと思う。

お金のかかる遊びを作り出した大人の罠にはまっているだけなのに、
責められるのは子ども・・・。
なんだかなあ・・・。