子どもの話を「聴く」 2

「きく」という字にもいろいろありますね。

「聞く」「聴く」「訊く」「利く」「効く」

親子の間でよくあるのが「訊く」ではないでしょうか?

これではとても子どもが自分から話しができるわけはなく。(苦笑)

私がお薦めするのは「聴く」ということ。

字を見れば一目瞭然。
耳が14に心
どこにも「口」はない。(笑)

小さな子なら、子どもが何か話かけてきた時、
子どもと同じ高さに体を下げる。

目を見て聴く。
あいづちを打つこと。
わからないことは聞いたらいいし、親の意見も言ったらいいんですが、ただ言い方があるんですよね。

断定的に「こうだ!ああだ!」「こうしたらいい」「ああしろ」というようなことではなく。

「自分はこう思うな」「私ならこうするけどな」という感じ。
で、「あなたはどう思う?」「どうしたい?」がペアです。

それと、場所。
よくあるのは「食事中」
これって最悪です。

食事中は楽しい話をしましょうね!

よく、コミュニケーション能力の発達にテレビが悪い!と言いますが、なんでも道具は使いようです。

小さなときから子どもだけでテレビを見せるのはよくないと思います。

一緒に見て会話の種にしたらいいと思います。
例えば「いじめ」を見たら「あんなことする奴サイテー!」と言えばいいのです。
3つ子の魂100まで。

善悪の判断がついてからなら一人でもちろんいいと思います。

テレビで困るのは一方通行であること。
「言葉だけ」を覚えてもコミュニケーション能力は上がりません。
意味の理解の間違いがわからないですから。

大人でも最近微妙に言葉の意味がずれていたり、よく似たものの違いを言えない人が多いように思います。

まっ、人のことは言えない私ではありますが。(恥)