子どもが、何かの課題を持ってしまって混乱してしまったり、自分を見失ってしまった時、大切なことの一つに「親がぶれないこと」があります。

「そのままのあなたが大切、決して見捨てない」という姿勢はもちろんですが、言うこと、することに「統一性」が大切です。

すると言ったら必ずする。
できないことは出来るといわない。

なかなかできにくい状況になってしまってから(暴力などが激しくなってからなど)は大変ですが。

「言を左右にしないこと」がかなり重要です。
(頑固とは違いますのでご注意を)

子どもは学校などで「人間への信頼感」を失っていることが多いので、親だけでも子どもの信頼を裏切らないようにする必要があります。

出来ることは最大限。
でも、出来ないことは約束してはならないのです。
小さなことでも。

できるかどうかわからない時は「できるかどうかわかるまで待って」といえばいいのです。
できない場合は「どうしてできないかを明確に伝える」ことが必要です。

昨日はこう言い、今日は違う、というような事は子どもの心を追いつめます。
何にすがっていいか見失っている状態の子にとっては、小さなことでも生きるか死ぬかのような状態にしてしまうこともあります。
注意が必要です。