専門機関の必要性

人格障害にかんして、一番困るのは、専門性を持った医者、病院他が少ないこと。
「人格障害は大変」でも「病気じゃないから」「うちがかかわるものではない」と多くの病院が受け容れ拒否。

実際は、不眠、強迫性障害、摂食障害、一部、ぼけに近い認知能力の低下や暴力、と枚挙に暇がないほどの問題を抱えている。
しかし少なくともその一部は正しい薬の処方で対処できるのである。

にもかかわらず。

人に迷惑をかけるわけでもない、
心的に別に問題がない多くの子どもに対し、
学校へ行っていないというだけで問題ありとし、
無駄な医薬がつぎ込まれるかと思えば、
社会的に多くの被害を与える人格障害は手間がかかることと、
どうすれば良いかのスキルを持たないことと、
当人がいろいろな意味で問題を起こし続け、
それが長期にわたる事になるなど、
医療の問題ではないとして対応しない、できないことが続いている。

その陰で本人はもちろん、いかに多くの被害者がでているか?
実態調査をぜひしていただきたい。
保健所、警察は多くの実例を知っている。
そこからコンタクトをとれば実現不可能なことではないと思う。

そこからしか改善の道は開かれないと思う。

その上で、病院ではない専門施設、支援機関を立ち上げて行っていただきたいと思う。
もちろん当人の人権も守りながら。

犯罪の加害者、被害者になる前に公が出来ることは多くある。